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2005.07.25

ご冥福を…

突然ですが、漫画家の杉浦日向子さんが、7/22に下咽頭がんでお亡くなりになってしまいました。

エッセイや小説なども書かれていたので、ネットニュースでは文筆家とありましたが、ワシ的にはむか~しLaLaで読んだ漫画の印象が強かったですね。
「お江戸でござる」に、江戸風俗研究家として出演していらいしたのに、「道中でござる」になってから(いつも見ているわけではないので、正確にいつからかはわからないんだけど)出られなくなって、どうしたんだろうと思ってはいたのですが。

エッセイとかも文庫になってるのを持ってますが、チョンマゲにも職業によって色々あるとか、着物の丈や身幅なんかも若旦那とオヤジでは違うとか、こういう着方が粋だとか、おしゃれな男はここをこうするとか、イラスト付きで、読んでてすごく面白いんですわ。

そういえば、ワシは密かに江戸好きなんですが(密かでもないか)、江戸時代を舞台にした小説とか、江戸風俗のムック本を読むようになったのって、杉浦さんのおかげかもしれないです。
LaLaで読んだ杉浦さんの漫画が、なんとも独特のいい雰囲気があって、ああ、これいいなあと思ったのが印象に残ったんですね。
だからといって、すぐに江戸にはまったわけでもなく、知らないうちに染み込むように、水が岩を穿つように、ワシの中に江戸情緒に惹かれる何かが育っていったみたいなとこがあるんですよ。うん、きっと杉浦さんが原点なんだろうなあ。

だって江戸っておもろいですよ。
コッチ系のセンで言えば、若衆風俗なんかも興味深いし。
粋な男が多かったんじゃないかなと。ていうか、江戸では粋でなければ箸にも棒にもひっかからん、みたいなプライドがあったりさー。
熱い風呂にやせ我慢して入るから、肌が乾燥してカサカサだったらしい、とかいう話もあったなそういえば。
そんなこんなで江戸好きなんだけども。

だからいまショックで、仕事もせんとこれ書いてるわけです。
江戸風俗の本はたくさんあるけど、やっぱり杉浦さんのイラスト付きで解説してくれないとなあ…
江戸以外の著作もあるけど、やっぱり杉浦さんといえば江戸だったんだけどなあ…
とても哀しいっす…

杉浦さん、どうか安らかにお眠りください。

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