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2004.05.15

若衆好み

最近の図書館の便利さはなかなかなもので、予約した本が届くとメールでお知らせしてくれる。
なのでネットで予約して、お知らせを待つわけだが、先日予約した本は人気があるので予約順位がなんと20位。
おひとり様2週間借りられるということを考えると、延長はないとして、一人が期限いっぱい借りた場合、順番が回ってくるのは最大40週間後。
妊娠期間じゃねーんだから。来年の3月まで待てってか。
とはいえシリーズもののラストでは、それだけ自分で買うのも業腹というもの。

しかし、そうこうするうち17位になったところを見ると、キャンセルがあったらしい。ふっ。根性のない奴め。待てないなら予約を入れるな。などと見当違いの感想を持ちつつ、わたし待ぁーつーわ。いつまでも待ぁーつーわ。と古い歌を歌ってみる。
もうちょっと近くにあったらいいのになあとは思うものの、買うほどではないが読みたい本、買いたくてももう買えない本などを読めるという点で、まったくありがたい存在です。

先日、「若衆好み」という江戸関係の本を予約借りたら、浮世絵がたくさん載ってる本で、そりゃもう男根まる見えでした。
歌舞伎役者の陰間とか地若衆とか、その頃は女性にもかなりもてはやされたようで、男色の相手とばかりも言えなかったようね。なるほどと納得。
言うなれば、ワシらが今やおいにはまってるのと同じような心理かもと、共通点、いや原点?を見た気がしたよ。きれいな男は男も女も好きなんじゃん、と。

衆道の念者の家の女中とねんごろになっているところを、その念者に見つかったシーンとか、奥さんとやってる若衆のバックから入れてる夫とか、興味深い浮世絵がたくさんあったな。
当時の若衆というのは、役者くずればかりでなくて、いいところのボンボンなんかもそんな風俗をしたりしたそうな。流行りものだったのね。
華やかな女装の役者がもてはやされて、男にも女にももてるようになると、一般人もその真似をしたんだそうだ。

浮世絵の絵だから、美少年も美青年もわかんない描き方で、それを言ったら女とも区別つかない顔かたちなんだけど、唯一男根と(笑)髪型でわかるという楽しい絵だよ。
着物も女と変わらない華やかさだからね。やっぱり当時としても目に楽しい存在だったんだと思う。本来、鳥でもなんでも、男の方が華やかなんだもんね。
若衆髷なんかも色々あって、絵でなくて本当の人間で見たかったな。いや男根でなくて、髷をさ。

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