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2004.05.09

再び性転換手術

ちょっと前に、オーストラリアで13歳の少女の性転換手術が認められた記事について書いた。
その時は詳細を知らなかったんだけど、たまたま本日、検索していて出てきたのだ。

『13日、オーストラリアの家庭裁判所は13歳の少女に対し、性転換手術を認める判断を下した。10代の児童に対し、非可逆的な性転換療法を認めたことで、同国では賛否が分かれている。
 この少女は父親に男の子として育てられ、「男」である自分が少女の身体をしている身体不和の感覚に耐えられず、自殺を考えたこともあるという。この日の判決では、16歳でのホルモン療法開始、18歳での性転換手術などが認められ、裁判所は性転換療法を認めることが少女にとって「最も利益になる」と判断。
現在、この少女は国に保護されている』

ちょっと待て。とワシは思った。
「父親に男の子として育てられ」ってなんなんだ!?
それって、性同一性障害っていうか、オオカミに育てられた赤ん坊が四足で歩くようなもんなんじゃないのか?
育てられ方に問題があるわけで、ただの思い込みちゃんうんか?
「国に保護されている」ってのは、性転換以前に、父親から隔離しなきゃいけない理由があるんじゃん。
これ、ほんとに手術してしまっていいんか?

それはともかく、性転換手術、なんていう単語で検索したの、初めてやったん。
ホモは好きでも、ジェンダーについての興味はそもそもないんだな。と思う。
本を読むくらいはするから、うわついた興味はあるんだけど、本気で興味があったらとっくに調べてるもんな。
で、「ほとんどの膣は、陰茎や陰嚢を翻転して作成するか、腸の一部を用います。前者では性感が残るのが特徴です」なんて記事に、「へえ~」と今更感心したりして。
腸の一部だって。どうします?奥さん。

亀頭部の神経を残し、その一部を使ってのクリトリス形成、嚢‐ふくろと、ペニスの皮を使って小陰唇と大陰唇を作る。とか。喉頭骨削り、声帯の手術。数ヶ月おいて造膣手術。会陰部の少しうえのほうを切り裂き、一度腹膜も切り裂いて、直腸の一部を切り取り、膣として移植する方法など。
う~む。大手術だわね。奥さん。

そうこうするうちにまた、恐いものを発見してしまった。「ブレンダと呼ばれた少年」という本らしい。
「ふつうの男の子として生まれた双子のひとりに、性医学の実験台となる苛酷な運命が待ち受けていた」
1967年、カナダ。
生後8か月の男の子が包茎手術の失敗からペニスを焼き焦がされてしまう。人工性器を形成するしか手立てがないと診断された両親は、バルチモアの名だたるジョンズ・ホプキンス病院を訪れ、性科学の権威、ジョン・マネー博士のアドバイスにしたがい、息子に性転換手術を受けさせることに同意する。性転換をすれば、女性の生殖機能を持つことができ、正常な性生活をおくれるとマネーは説得したが、実は、ブレンダは「性別の自己認識は環境的要因によって決まる」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして利用されたにすぎなかった。

なんだこれ?!
すごいな。性器の損傷で性転換!無茶だよねえ。
それこそ性同一性障害を作ったようなもんだもん。この子はその後、14歳で本来の性を取り戻したそうだ。
よかったよかった。ねえ、奥さん。

それに奥さん、戸籍の性別も変えられるって知ってました?
なんだか、性転換も奥が深いらしいんですのよ。暇な時にご覧になってね。
http://www.ffortune.net/sex/border/changehistory.htm

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